初めて賃貸物件に入居する方にお伝えするブログです。
賃貸管理会社に長く勤めている社員が教える秘訣ですので参考にして下さい。
入居時には何に気を付けるのか？何を気にしたらいいのか？わかりますか？
家賃？立地？間取り？設備？
人により様々な要望があると思います。
希望を優先する事で、諦めなければならない事もあります。
家賃はいいが立地が駅から遠い・・・
間取りはいいが家賃が高い・・・
など、どれを優先するかによって物件が決まっていきます。
あなたは何を優先しますか？
このブログを参考にして自分に合った物件を探しましょう。
物件の選び方：あなたに最適な賃貸物件を見つけるためのガイド
- 立地とアクセス
- 交通の便：駅からの距離、バス停の利用可能性、通勤・通学の便利さ。駅から遠くてもバス停が近くにあるのか？1日に何本のバスが運行しているのか？を確認しましょう。
- 環境：静かな住宅街か、都会の中心地か。あなたのライフスタイルに合った環境を選びましょう。昼間は閑静な住宅街ですが、夜にうるさい場合がありますので注意して下さい。できれば自分が帰宅する時間に１回物件まで駅から行く事で分かると思います。
- 周辺環境のチェック
- 日常の利便性：スーパーマーケット、コンビニ、ドラッグストアの有無。日頃使用するにはスーパーですか？コンビニですか？自分にあったお店が近くにあると便利です。
- 医療施設：病院やクリニックの近さ。緊急時に通う病院が近くにあるのか？持病を持っている方は専門病院が近くになるのか？を確認しましょう。
- 教育施設：学校や保育園の近くに住むことが重要な場合もあります。学生の方やお子さんが通学する場合に何分かかるのかを確認しましょう。仲介業者などは学校や役所までの距離を把握している事があるので聞いてみても大丈夫です。
- 安全性の確認
- 犯罪率：地域の治安情報をチェック。女性の１人暮らしの場合は両親の方が１番心配されるのが防犯です。治安を調べる事も限りがありますので、１人暮らしの場合はセキュリティーが良い物件がお勧めです。今はアルソックやSecomと連携している物件もあるのでお店で確認して下さい。
- 災害リスク：洪水や地震のリスクが低い地域を選びましょう。裏が山や近くに川がある場合は災害リスクがある場合があります。災害マップをお店で確認しましょう。
- 物件の特徴と条件
- 家賃：予算内で快適に住める物件を選びます。希望を優先しすぎると家賃が高額になります。最低限ほしい設備や要望を相談しましょう。
- 間取りと広さ：生活スタイルに合った間取り、必要十分な広さを選びましょう。１人暮らしで３DKなどは広すぎると思います。趣味部屋や家賃も気にしない方は問題ありませんが、１人暮らしの場合は１R・１K・１LDKで十分だと思います。広い部屋を借りると荷物は必然的に増えていきます。次に引っ越しをした場合に同じ平米の間取りを借りないと入らない場合がありますので、初めは自分の荷物や生活スタイルを考えて決めましょう。
- 日当たり、眺望：自然光が入る明るい部屋、良い眺めを重視する場合は特にチェックが必要です。人は朝日を浴びると体が自然に起きると言われています。南面に面した物件がお勧めです。
- 将来の計画と物件選び
- 長期間住む予定か：将来的に引っ越しを考えている場合と長期間住む場合では、物件選びの基準が異なります。住む年数が決まっている場合は、あまり希望を出しすぎずに決める事で早く決まると思います。
これらのポイントを念頭に置きながら物件を選ぶことで、生活に合った最適な賃貸物件を見つけることができます。物件選びは、あなたの日常生活に大きく影響する重要な決断です。慎重に検討し、納得のいく選択をしましょう。
物件のチェックポイント：賃貸物件を見学する際の重要なチェックリスト
賃貸物件を見学する際は、以下のチェックポイントを念入りに確認しましょう。
- 室内の状態の確認
- 壁や床の状態：傷、穴、汚れなどがないか、また修理が必要な箇所はないか確認しましょう。新築以外の場合は、元々傷や汚れがあります。入居時に良く確認しましょう。管理会社より入居時のチェックリストを提出して下さいと言われる会社は優良会社です。
- 天井の状態：水漏れの痕跡やカビがないかチェックしましょう。天井にシミ・カビがある場合は上階からの水漏れや以前に住んでいた方が水槽などを置いて湿気が多かった可能性があります。気になるシミやカビがある場合は管理会社に確認しましょう。
- 水回りのチェック
- 水道の水圧：蛇口をひねって水圧をチェックしましょう。長期空室の場合は水を出すと濁った水が出る場合があります。１分くらい水を出して普通の水みなれば問題ありませんが、気になる場合は管理会社に相談しましょう。
- 排水の流れ：シンクやトイレの水がスムーズに流れるか確認しましょう。ペットボトルなどで水を排水に流す事でシンクや洗面台・洗濯排水の確認ができます。
- カビや汚れ：浴室や洗面所にカビや汚れがないかチェックしましょう。浴室の下の隅・天井・ドアのゴムパッキンなどにカビがある場合あります。落ちない可能性もあり。そのまま入居する場合は写真に撮って入居後すぐに管理会社に報告しましょう。
- 設備の動作確認
- エアコン：動作確認をし、異音がないか確かめましょう。エアコン設置がされている物件が増えています。しかし年数が経過しているエアコンは冷えなかったり、温まらない場合があります。暖房は他でしのげますが、冷房は難しいので、１番低くして５分くらい運転しましょう。冷気が問題なくでれば問題ありません。またエアコンから水などが漏れているい場合はすぐに管理会社に連絡しましょう。
- 給湯器：お湯がきちんと出るか確認しましょう。給湯器はお湯を出す大事な設備です。お湯が問題なく出るか確認したいですが、ガスの開栓をしないと確認できません。入居してすぐに確認する事をお勧めします。
- 換気扇：動作確認をし、効果的に換気できるかチェックしましょう。換気扇はトイレと洗面・脱衣所が一緒のスイッチになっている物件があります。すべての換気扇の吸い込みが問題ないか確認しましょう。確認の仕方はティッシュを１枚換気扇の近くにもっていく事で確認できます。
- 窓と鍵の確認：
- 窓の開閉：すべての窓がスムーズに開閉するか確認しましょう。窓の開閉・網戸の破れなどがないか確認しましょう。シャッターや雨戸も確認して下さい。自動シャッターの場合はリモコンがある場合もあります。電池や動きがスムーズなのかを確認して下さい。
- 鍵の状態：鍵がしっかりと機能しているか、セキュリティ面で問題がないか確認しましょう。鍵はサッシと雨戸・シャッターについています。すべての鍵がかかるか確認して下さい。
- 騒音や隣人の状況の確認：
- 外の騒音：交通の音や周囲の騒音を確認しましょう。目の前に高速道路・幹線道路・電車などがあると音が気になる事があります。最近では二重サッシなどで防音をしている物件もありますが古い物件にはついていません。昼間と朝・夕方では交通量や電車の本数が違います。入居する前によく確認して下さい。
- 隣室や上下の階の音：隣人の生活音がどの程度聞こえるか確認しましょう。マンションタイプではあまり音上下の音は響きにくいですが、軽鉄物件では響く事があります。昼間は仕事に行っている方が多い為、夕方や朝に確認する事をお勧めします。しかし現実的に朝や夜に部屋に行く事は難しいと思います。その場合は管理会社に騒音が多い物件かストレートに聞いてみましょう。
- 周辺環境の確認：
- 日当たり：室内の明るさや日当たりを確認しましょう。日当たりは上記でも説明しましたが朝日が入る事は大事です。内見に行った際には携帯などのコンパスで確認しましょう。
- 眺望：窓からの景色や視界の開け具合を確認しましょう。内見に行った際には必ず窓は開けましょう。窓を開けた際にすぐに隣の壁の場合もあります。その場合は光が入らないと思って下さい。また南面の大きい窓はあるが、隣から丸見えの場合もあります。カーテンなどで遮る事はできますが、日中に窓を開ける事が難しくなります。できればあまり窓と隣が近くない物件が良いと思います。
これらのポイントを入念にチェックすることで、後に後悔することなく、快適な賃貸生活を送るための第一歩を踏み出すことができます。見落としがちな小さな問題点も見逃さないように、細部にまで目を光らせましょう。
まとめ
今回は物件を見つける際の注意点と見学する際のガイドをのせました。新しい生活は希望があり楽しみですよね。住んでからでは遅いので良く吟味して物件を選びましょう。仲介会社の方は部屋を決めてほしいと思っています。しかし自分の希望にあった物件を出してくれない場合もあります。その場合は他のお店に行って同じ条件で相談する事も大事です。短期間ですぐに引っ越ししたい場合は構わないですが、１年～４年住む場合はよく確認する事をお勧めします。自分や家族の家は１番落ち着く場所が必要だと思います。地域により物件も少ない場合もあります。希望まではいかないが納得できないで住むのは後で後悔します。その後悔を毎日したくないですよね？その為には色々な物件を見て契約して下さい。
皆さんが自分にあった部屋に出会える事を祈っています。
何か不明な点がありまｈしたら、コンタクトからmailして頂ければできる限りお答えします。
※不動産会社様・仲介会社様からのお問い合わせはご遠慮下さい。
